地図上では「点線」で囲まれ、国境が確定していない――
インドでも、ブータンでも、中国でも、どこの国でもない地域へ向かいました。
インドでも、ブータンでも、中国でも、どこの国でもない地域へ向かいました。
今回の旅の舞台は、インド・中国(チベット)・ブータンという
三つの巨大な世界がせめぎ合うアルナーチャル・プラデーシュ州。
インド北東部、ヒマラヤ山脈の奥深く。
行政・軍事・警察はインドが実効支配しているものの、
中国側は今もなお領有権を主張し続ける、極めてセンシティブな国境地帯です。
前編となる本動画では、その入口にあたる山岳都市ボンディラを訪問。
幾重にも設けられた検問所、軍事車両が行き交う道路、
そしてローカル市場やチベット仏教寺院に残る、人々の日常と信仰。
「危険地帯」という言葉だけでは語れない、
静かで、しかし確実に緊張が漂う現地の空気を記録しました。
なぜこの地域は点線で描かれるのか。
なぜ立ち入りが制限され、撮影にも注意が必要なのか。
そして、この先にあるタワンという町で何が待っているのか――。
観光地では決して見られない、
国境の曖昧さの中で生きる人々と、その現実を、
現地映像とともにお届けします。
これは「旅動画」ではありません。
地図の空白に踏み込む記録です。
▶ 次回【第2話】では、中国との国境地帯へさらに接近します。
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