ガジュマルの種類
ガジュマル好きの私が家で育てているガジュマルを紹介します。
ガジュマルにも色々と種類があり、葉の形や反り方に特徴があります。
自分のガジュマルの種類は何か見分ける時に参考にしてください。
・人参ガジュマル
・ガジュマル(沖縄本島などに自生しているガジュマル)
・センカクガジュマル(尖閣)
・奄美ガジュマル
・パンダガジュマル
・コパンダガジュマル・ドワーフ
・台湾ガジュマル(細葉)
・台湾ガジュマル(丸葉)
ガジュマルは世界に約800種、日本には約20種の原種や園芸品種があるといわれていますが、私がガジュマル好きになったのは、沖縄では「キジムナー」奄美大島では「ケンムン」という精霊が宿る木なのでガジュマル好きになりました。大きなガジュマルの木を実際に見ると「シビれる程カッコイイ!」「絶対に精霊がいる!」と感じるガジュマルのオタクです。
海外(特に東南アジア)旅行先でも、大きなガジュマルの木があると、気になって見に行く事も多いです。
人参ガジュマル
沖縄以外の日本でガジュマルと言えば一般的にニンジンのような丸く太い根っこが特徴的な「人参ガジュマル」を指します。人参ガジュマルの育て方のコツは、少し大きくなるごとに、根を土から持ち上げて大きく太らせながら育てると、根が太くカッコイイ人参ガジュマルに育ちます。
ガジュマル(沖縄本島などに自生しているガジュマル)
沖縄で自然に自生する典型的なタイプのガジュマル。沖縄には樹齢300年以上のガジュマルや高さ20m以上になるガジュマルもある。
センカクガジュマル(尖閣)
センカクガジュマル(尖閣ガジュマル)は尖閣諸島付近に自生しているのでセンカクガジュマルと言われるらしい。普通のガジュマルより、葉っぱが小さくて細く、肉厚で光沢があり、葉先が尖っていて、耐陰性があり、耐寒性があり育てやすいとされる。
奄美ガジュマル
奄美の妖怪ケンムンが宿る木。奄美大島に自生しているガジュマルの木を奄美ガジュマルと言う。
品種は普通のガジュマルと見た目は同じで、見た目での判断は不可能と思います。
奄美諸島に生えているものを奄美ガジュマルと言うだけで沖縄ガジュマルと同じ(と私は思っている)
パンダガジュマル
パンダガジュマルは、普通のガジュマルの変種(突然変異の新品種)。センカクガジュマルを生産しているうちに生まれた品とされる。葉っぱが肉厚で、葉っぱが丸いのが特徴。また、パンダガジュマルは挿し木でしか増やせません。種から育てると先祖返りして普通のガジュマルの木に戻ります。ヤフオクやメルカリで購入する際は気を付けてください。
(先祖返りとは、交配や突然変異をして品種が改良された植物が、交配前の品種に戻ってしまうことを言います。)
コパンダガジュマルドワーフ
コパンダガジュマルドワーフは、パンダガジュマルの変種(突然変異の新品種)。パンダガジュマルを生産しているうちに生まれた品とされる。パンダガジュマルと同様葉っぱが丸く、パンダガジュマルより一回り小さく、 横に脇枝がどんどん出てく感じで横に広がって育つので、長い間育てても背が高くならないのが特徴。また、コパンダガジュマルも挿し木でしか増やせません。種から育てると先祖返りして普通のガジュマルの木に戻ります。ヤフオクやメルカリで購入する際は気を付けてください。
(先祖返りとは、交配や突然変異をして品種が改良された植物が、交配前の品種に戻ってしまうことを言います。)
台湾ガジュマル(細葉)
ガジュマル(沖縄本島などに自生しているガジュマル)の原種。「台湾ガジュマル(細葉)」と「ガジュマル(沖縄本島などに自生しているガジュマル)」の違いは葉が少し薄く、細長く、葉の反り方が違う。
台湾ガジュマルは下向けに葉が反るが、普通のガジュマルは上向きに葉が反る。
台湾に生息しているが、沖縄にも自生している。写真の台湾ガジュマル(細葉)は沖縄本島で採取したもの。
台湾ガジュマル(丸葉)
パンダガジュマルの原種。葉が丸いのが特徴。「台湾ガジュマル(丸葉)」と「パンダガジュマル」の違いは葉が少し薄く、葉の反り方が違う。
台湾ガジュマルは下向けに葉が反るが、普通のガジュマルは上向きに葉が反る。
台湾に生息しているが、沖縄にも自生している。写真の台湾ガジュマル(細葉)は沖縄本島で採取したもの。
ガジュマルの見分け方
ガジュマルの見分け方は大きく分けると
ニンジンガジュマル
ガジュマル
パンダガジュマル
の3つ
普通のガジュマルの見分け方
葉がV型になっているものが多いの沖縄在来のガジュマル
葉が逆向けにV型になっているものが多いのが台湾ガジュマル(細葉)
センカクガジュマルと普通の沖縄在来のガジュマルの違いは葉の幅です。葉の幅が広い方が沖縄在来のガジュマル。葉の幅が狭い方がセンカクガジュマル。どちらか1つしか無い場合は判断が難しいです。
葉が逆向けにV型で下向けに反るのが台湾ガジュマル(細葉)
葉が上向きにV型に反り、幅が広いのが沖縄在来のガジュマル
葉が上向きにV型に反り、幅が狭いのがセンカクガジュマル
奄美ガジュマルは沖縄在来のガジュマルと見分け不能(私には)
見た目での判断は非常に難しいので騙されないように。
パンダガジュマルの見分け方
葉が下向けに反り、丸い葉が台湾ガジュマル(丸葉)
葉が上向きに反り、皿のように丸い葉がパンダガジュマル(葉に水が貯まる)
パンダガジュマルは縦に伸びる。
コパンダガジュマル・ドワーフは、横に伸びてそれほど大きくならない。
小さい間は「パンダ」と「コパンダ」の見た目での判別は出来ない。
種から育てると小さい間はパンダガジュマルだが、大きくなると先祖返りして普通のガジュマルに戻る。
ガジュマルの原種
確かな情報ではありませんが、私が調べたところ
台湾ガジュマルが変異して沖縄の在来ガジュマルと台湾ガジュマル(細葉)と台湾ガジュマル(丸葉)になった。
その後
台湾ガジュマル(細葉)が変異してセンカクガジュマル(尖閣)になった。
また
台湾ガジュマル(丸葉)が変異してパンダガジュマルになった。
そして
パンダガジュマルが変異してコパンダガジュマル・ドワーフになった。
日本最大のガジュマル
鹿児島県大島郡和泊町の国頭小学校(くにがみしょうがっこう)の校庭に大きく枝葉を広げたこのガジュマルは、1898年に同校の第一回卒業生たちにより植樹され、樹齢は120年を超える。
沖縄県名護市の入口に立つガジュマルの巨木が、ひんぷんガジュマル。国の天然記念物に指定される樹齢300年、樹高約19m、幹周りは約10mの巨樹。樹冠の広がりは最大30mにも及ぶ立派なもの。
ガジュマルの木は沖縄本島だけじゃなく、奄美諸島、石垣島、 八重山諸島にもカッコ良いガジュマルの木が沢山ありますよ。
かなりの場所を見に行ったことがありますので、次は日本のガジュマルスポットを記事に書こうかなと思います。
書くのが面倒くさいので、励ましのコメントをください!(^^)
ガジュマル用の温室を作りました。
2023年3月30日追記:ガジュマル用の温室を作りました。
・園芸発芽マットは、室内の温度よりも安定して10℃くらい高い温度で保ってくれます。
ただ、ガラス扉付きの食器棚を買う前、部屋の中での園芸発芽マットは役に立ちませんでした。温室を作ると威力を十分に発揮してくれます。
断熱シートも関係あるかもしれません。
・LEDの植物育成ライトは3年使っていますが、冬の間は部屋の中で一切太陽に当てていませんが、十分に緑色の葉を保ち、元気良く育ちます。
タイマーのスイッチを押した時間から。毎日8時間点灯し、8時間後に自動消灯を繰り返してくれる優れものです。
断熱シートの銀色が反射して上から横から下から太陽光線を当ててくれると思います。
・自動水やり器は、長期旅行の時に凄く役立ちます。
・ポリタンクは10リットルの大きなタンクで1ヶ月分以上使えます。
コメント