ガンデン寺(甘丹寺)- チベット・ラサ観光スポット

ガンデン寺(甘丹寺、Ganden Monastery)は、チベット仏教ゲルク派の総本山的存在であり、宗教的にも歴史的にも非常に重要なお寺です。ラサ郊外の山の上に建てられており、その壮大な景観と深い信仰の場として、巡礼者・観光客の両方に人気があります。

名称 ガンデン寺(甘丹寺)
チベット語 དགའ་ལྡན་དགོན་པ་(Ganden Gonpa)
中国語表記 甘丹寺(Gāndān Sì)
宗派 チベット仏教 ゲルク派(黄帽派)
創建 1409年
創建者 ツォンカパ(ゲルク派の開祖)
所在地 チベット自治区ラサ市トゥルン・デチェン県(拉萨市达孜区)
標高 約4,300m

歴史
1409年にツォンカパ(1357–1419)が創建した、ゲルク派で最初の僧院。

ツォンカパはここで亡くなり、ミイラ化された遺体が本堂に安置されていました(※後に文化大革命時に破壊され、現在は再建)。

ゲルク派の中でも「三大寺院」のひとつで、他にセラ寺とデプン寺がある。

かつては5,000人以上の僧侶が学ぶ巨大な僧院で、宗教研究と儀式の中心地だった。

特徴と見どころ
1. 壮大な山上のロケーション
ガンデン寺は標高4,300mのワンポ山(旺波山)の尾根に建てられており、ラサ川や周囲の谷を一望できます。

山の尾根をぐるっと巡る「コルラ(巡礼路)」が整備され、信者がマニ車を回しながら巡礼しています。

2. チベット仏教最高学府の一つ
寺には**経典学部(ジャンツェ)と密教学部(シャルツェ)**の2大教学部があり、仏教哲学の学び舎として高名です。

現在も僧侶たちによる活発な**問答修行(チベット仏教独特の討論修行)**が行われています。

3. ツォンカパゆかりの場所
ツォンカパが晩年を過ごしたお堂や、彼の霊廟(再建)があります。

毎年、12月(旧暦10月25日)には、ツォンカパの命日を記念する「ガンデン・ンガムチェ祭(甘丹祈愿大法会)」が盛大に行われ、数千本のバターランプが灯されます。

4. 再建と保存
文化大革命で大きく破壊されましたが、1980年代以降に再建が進められ、現在はほぼ復興。

現在でも多くの巡礼者が訪れ、宗教儀式が行われています。

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