【国境マニア】カンボジアから陸路でラオスへ|バスの終点はメコン川の船着き場

カンボジア北西部のシェムリアップから、国際バスに乗って陸路でラオスへ。
カンボジア側のトラペアン・クリエル国際国境検問所と、ラオス側のノーンノックキヤン国際国境検問所を通過し、二つの国を隔てる陸路国境を現地映像で詳しく記録しました。
今回乗車したのは、シェムリアップを午前9時に出発し、ラオス南部のナカソンへ向かう国際バスです。運賃は42ドル。シェムリアップからナカソンまでの陸路距離は、約317キロとされています。
出発前には、10年ぶりに訪れたシェムリアップの変化も記録しました。道路はきれいに舗装され、新しい建物やホテル、店舗が増え、2016年に見た街とはまるで違う場所のように感じます。
国際バスは、革張りの座席やモニターを備え、車内ではパン、飲み物、コーヒーが配られました。途中のレストランでは昼食も提供され、想像していた以上に快適な国際バス移動となりました。
今回越えたトラペアン・クリエルとノーンノックキヤンの国境は、2017年1月10日に、カンボジアとラオスを結ぶ初の正式な国際国境検問所として開設された場所です。それ以前は、長年にわたり地域住民向けの国境として機能していたとされています。
カンボジア側では、トラペアン・クリエル国際国境検問所のイミグレーションに入り、出国手続きを行います。その後、バスで両国間を移動し、ラオス側のノーンノックキヤン国際国境検問所で入国手続きを行いました。
今回の出入国審査では、追加の書類を記入することなく、窓口でパスポートを渡して手続きが進みました。国境に到着してからラオスへ入国するまでにかかった時間は、約1時間。手続き自体は短時間でしたが、バスの乗客全員が終わるのを待ってから再出発します。
予定より約1時間遅れ、16時30分に終点のナカソン・バスターミナルへ到着。バスを降りたのは、ヨーロッパ系の女性2人と私だけでした。
周辺に何があるのかも、今夜泊まる宿も調べていない状態で、女性たちに誘われるまま電動カートに乗車。約3分走るとメコン川が現れ、船着き場から小型船に乗り込みます。
この一帯は、ラオス語で「4,000の島」を意味する「シーパンドン」と呼ばれる地域です。乾季と雨季で姿を変える無数の島や砂州、水路、急流、滝が、メコン川のおよそ50キロにわたって複雑に連なっています。
私が向かった南側の島は、Don Khonと表記される「コーン島」。Googleマップで北側に大きく表示されるDon Khongとは、名前が非常によく似ていますが、別の島です。
カンボジアからラオスへ続く国際バス、二つの国境検問所、そしてバスの終点から始まるメコン川の船移動。フィールド型ドキュメンタリー制作者として、国境を越えるまでの道と、その先に広がる世界を記録します。
次回は、メコン川に浮かぶコーン島を詳しく紹介します。

00:00 カンボジアから陸路でラオスへ
01:00 10年ぶりのシェムリアップ
03:38 42ドルの国際バスで出発
08:54 カンボジア・ラオス国境の位置
09:23 カンボジア出国・ラオス入国
14:02 ナカソン到着、メコン川へ

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