世界のお正月はいつ?50カ国比較表

世界のお正月は1月1日じゃないの?

海外に行った事の無い知り合いに「お正月はどこに行くの?」と聞かれ「タイかなぁ」というと「タイのお正月ってどんなの?」と聞かれ「タイのお正月は4月だから1月1日は日本の祭日みたいな感じで何も無いよ」と答えるとビックリして「1月1日がお正月じゃない国があるんだ!」と驚いていました。
旅慣れている私にとって国によってお正月の日が違うのは当たり前でしたが、知らない人にとっては驚く事ですね。
そんなことで、世界のお正月がいつなのかを調べてみました。

 
人口の多い国順に並べてみました!

インドのお正月(第1位:人口14億2,860万人)

インドのお正月にあたる「ディワリの日」は、おおよそ10月下旬~11月上旬の新月の日。

中国のお正月(第2位:人口14億2,570万人)

中国のお正月にあたる春節は旧正月、つまり旧暦のお正月を意味します。 中国ではこの春節が1年で最も重要な祝祭日とされており、新暦のお正月(1月1日)よりも盛大に祝われます。春節は旧暦に基づく祝日(おおよそ1月下旬から3月上旬)のため、現代で使われている太陽暦(グレゴリオ暦)では毎年日付が異なります。

アメリカのお正月(第3位:人口3億4,000万人)

アメリカ人は正月を1月1日に祝いますが、お祝いの行事は普通12月31日から始まります。 大晦日の夜には、国中の人々が親戚や友達と集まり、パーティーを開きます。 そして12時になると「新年おめでとう!」と叫び、チャイムやホイッスル、爆竹などで大騒ぎをします。

インドネシアのお正月(第4位:人口2億7,750万人)

インドネシアのお正月は多宗教の為に年に4回あるらしいのです。
西暦のお正月はインドネシアでも同様、1月1日にカウントダウンが行われます。
ジャカルタで言うと、モナスという国家独立記念塔の広場で屋台などが出現し夏祭りのような雰囲気になります。
テレビなどでも生中継で放送され、日付をまたぐと花火が打ちあがり盛大に新年をお祝いします。
イスラム新年は、イスラム暦(ヒジュラ暦)の第一月(7~8月頃)に行われます。
モスクで金曜礼拝のような合同礼拝が行われたりしますが、意外にもレバラン(断食明け大祭)やイードゥルアドハー(犠牲祭)の時のような賑わった雰囲気はあまりありません。
ニュピ(ヒンドゥー教のお正月)は、(サカ暦新年)3~4月頃に主にヒンドゥー教徒が多数を占めるバリで見ることができます。
ニュピの前日にはオゴオゴという悪の神を祭る盛大な儀式が行われます。
静寂の日といわれるニュピの日は、働くことや外出、火の使用も禁止されています。
空港も閉鎖されていて、観光客であっても外出できませんので、バリ島に行かれる際にはチェックが必要です。
イムレック(中国正月)は、中国と同じく旧暦の1月1日(おおよそ1月下旬から3月上旬)に中華系の人々の間で盛大にお祝いされます。
スハルト政権期には華人文化を表現することが禁止されていましたが、民主化に伴い自由化され、現在はイムレックが近づくとモールでの中華風の装飾も見られます。
バロンサイ(獅子舞)を見ることができる各地の寺院には、多くの参拝客が訪れます。

パキスタンのお正月(第5位:人口2億4,050万人)

パキスタンには、日本のように年末からお正月まで長いお休みを取るような文化は無いようで、ヒジュラ(イスラーム)暦を用いているようです。
毎年6~7月のラマダン(断食月)の後にイード休日(断食明け休日)があり、イード休日は日本の正月のように家族・親戚が集まってお祝いします。

ナイジェリアのお正月(第6位:人口2億2,380万人)

お正月が無いのか、調べても分かりませんでした。
分かる人がいたらコメントで教えてください。

ブラジルのお正月(第7位:人口2億1,640万人)

ブラジルのお正月は、大晦日から1月1日に日付が変わる深夜0時ちょうどに、クライマックスを迎え、ブラジル全国で大晦日のカウントダウン後、花火が打ち上げられ新年を祝うのです。逆に1月1日に特別な料理や行事などはなく、家族が集まり厳かに過ごす一日です。
但し、地球の裏側のブラジルの1月1日真夏です!

バングラデシュのお正月(第8位:人口1億7,300万人)

バングラデシュでは、「西暦」、「イスラム暦」、「ベンガル歴」があり、西暦の1月11日は何もイベントはありません。
バングラデシュのお正月は4月の半ば頃にボイシャキメラというバングラデシュ暦新年を祝う日があります。

ロシアのお正月(第9位:人口1億4,440万人)

ロシアのお正月は日本と同様に1月1日に新年を祝いますが、なんとロシアのクリスマスは1月7日!日本人の感覚だとクリスマスが来てそのあとお正月って感じだが、ロシアはこの逆である。まずは年が明けて、そのあとでクリスマスが来る。ロシアでは12月31日からお正月ムードで、1月1日の0時の年が明ける時に、シャンパンを飲みます。このシャンパンを飲む時、 新年のお願いするそうです。

メキシコのお正月(第10位:人口1億2,850万人)

メキシコでは12月16日~1月6日までが、クリスマス・シーズンとされ、日本でいう大晦日や、正月の期間はクリスマスにふくまれています。
メキシコの年末年始は伝統的な食事も特には無く決まった行事もありませんが、大晦日にブドウを12粒食べる習慣があります。 この習慣は17世紀のスペインから伝わったもので、12粒は一年の12か月を表しており、年を越すときに新年の幸運を祈り12粒食べると願い事がかなうと言われています。

エチオピアのお正月(第11位:人口1億2,650万人)

エチオピア暦の1年は13ヵ月あり、新年は9月11日(うるう年では12日)から始まります。 これはエチオピア暦ではイエス・キリストの生誕年の解釈が異なり、西暦から7年8ヵ月遅れているため、新年の始まりが9月になるのです。

日本のお正月(第12位:人口1億2,330万人)

日本のお正月の期間は、「元日(がんじつ)」と呼ばれる新暦の1月1日から「松の内(まつのうち)」と呼ばれる7日までです。 松の内が過ぎると正月飾りを片付けるため、一般的には1月1日から7日までがお正月と認識されているのです。 また、1月1日から3日までは「三が日(さんがにち)」と呼ばれ、多くの会社が正月休みになります。

フィリピンのお正月(第13位:人口1億1,1730万人)

フィリピンはアジアでは珍しく、クリスチャンが全人口の90%以上を占める国です。
お正月は1月1日に迎え、多くの人がクリスマス休暇から続いてお正月休暇に突入します。 大晦日や年明けには教会でミサが行われ、家族そろって参加します。

エジプトのお正月(第14位:人口1億1,270万人)

エジプトにはお正月はありません。イベントとして1月1日にカウントダウンを行うことはあるそうですが、普通に仕事をして休みにもならず、平日と変わらないそうです。

コンゴ共和国のお正月(第15位:人口1億230万人)

お正月が無いのか、調べても分かりませんでした。
分かる人がいたらコメントで教えてください。

ベトナムのお正月(第16位:人口9,890万人)

ベトナムのお正月はテト (Tết) と言います。 ベトナムのお正月は日本のように毎年1月1日がお正月というわけではなく、中国と同じく旧暦の1月1日(おおよそ1月下旬から3月上旬)にお正月をお祝いします。 ベトナムでは古いものを送り出して新しいものを迎える(送旧迎新)という考えから、大晦日までに家や家の周囲を掃除し、お風呂に入り、新年用の新しい洋服や食品を用意しておくのがベトナム人のテトの習慣。 また、子供たちが口げんかをしないようにも注意する。 お正月の一日の朝は、掃除をしないという習わしもあり、大晦日の後に、ベトナムでは日本のように「初詣」という習慣もあります。 初詣では健康や平穏、仕事、運気など様々なことを祈ります。 また、テトには親戚の家族や知り合いの家族に「挨拶まわり」の習慣がありまり、日本のお正月が「お休み」という意味と違い、ベトナムでは「家族と過ごす時間」と考えられます。

イランのお正月(第17位:人口8,920万人)

イランでは、日本でお正月となる新年1月1日は特にお祝いなどはされない普通の平日だが、イランのイラン暦のお正月は「ノウルーズ」(ペルシア語で「新しい日」という意味)と呼ばれ、3月21日(日本では春分の日)に新年と春の始まりを盛大にお祝いします。その起源は古代ペルシアで信仰されていた拝火教の祝日に由来し、イランでは3,000年以上祝われてきたといわれる。イラン暦では、春分の瞬間が午前の場合はその日が新年の1日目、春分が午後の場合は翌日が新年の1日目となる。

トルコのお正月(第18位:人口8,580万人)

トルコのお正月は12月31日と1月1日で、日本と同じです。ちなみに、トルコ語で12月31日のことを「Yılbaşı gecesi / ユルバシュ ゲジェスィ」と言い、元日は「Yılbaşı / ユルバシュ」です。トルコでのお正月は1年の内でそれほど大きなイベントではなく、クリスマス休暇や年末年始休暇は、基本的にはありません。

ドイツのお正月(第19位:人口8,330万人)

ドイツのお正月は、日本と同じように1月1日が祝日です。お店もクリスマスイブの12月24日と大晦日12月31日も法律上午後14時まで営業とされているので路上や家でパーティーをしたり花火をする人が多いようです。

タイのお正月(第20位:人口7,180万人)

タイのお正月は3回あります。新暦の正月(1月1日)、中華圏の旧正月「春節」(1月下旬~3月上旬)、タイの旧正月「ソンクラーン」(4月)です。新暦の正月1月1日は、一応休日になりますが日本で言う祭日みたいな感じです。華人が多いタイでは祝日とはならないものの春節は中国本土、香港、台湾、韓国、ベトナム、シンガポール、マレーシアなどでもお正月なのでタイ在住の華人系の人にとっては一番のお正月です。タイを代表するお正月と言えば、4月の旧正月に行われる「ソンクラーン」で、タイ全土で水かけを行う「水かけ祭り」としても広く知られています。

イギリスのお正月(第21位:人口6,770万人)

キリスト教の国イギリスでは、年末の主役はクリスマス。イギリスにはお正月を特別に祝う習慣はありません。クリスマスやイースターといったキリスト教の行事を重視するため、年が変わることを大きく取り上げる伝統はないようです。

タンザニアのお正月(第22位:人口6,740万人)

キリスト教の国タンザニアにはお正月を特別に祝う習慣はありません。クリスマスやイースターといったキリスト教の行事を重視するため、年が変わることを大きく取り上げる伝統はないようです。

フランスのお正月(第23位:人口6,480万人)

フランスにはいわゆる日本の「お正月」という行事はありません。キリスト教の国なのでクリスマスが年末まで続いてクリスマス休暇は家族と過ごし、大晦日には恋人や友人と過ごすのが一般的で、カウントダウンの後、午前零時になると「Bonne annee!」(新年おめでとう!)と皆が叫び、シャンパンで乾杯をします。

南アフリカのお正月(第24位:人口6,040万人)

南アフリカでも1月1日に新年をお祝いしますが、盛大に祝うことはしないようです。キリスト教徒が多い国なのでクリスマスの方を盛大にお祝いします。南半球にあるため年末年始は真夏にあたり、新年は友人や家族とバーベキューをして過ごすことが多いようです。

イタリアのお正月(第25位:人口5,890万人)

フランスにはいわゆる日本の「お正月」っていう行事はありません。 あくまでも「新しい年がやってくる」というイベント。 クリスマス休暇からの流れで、最後の最後の締めくくりが1月1日という感じです。

ケニアのお正月(第26位:人口5,510万人)

キリスト教徒が多い国ケニアにはお正月を特別に祝う習慣はありません。クリスマスやイースターといったキリスト教の行事を重視するため、年が変わることを大きく取り上げる伝統はないようです。

ミャンマーのお正月(第27位:人口5,460万人)

ミャンマーのお正月は、ミャンマー暦の正月(毎年4月の中ごろ)で、正月の直前の4日間(年によっては5日間)は、ティンジャンと呼ばれる祝日に、一年最大のお祭りである水かけ祭りがミャンマー全国各地で行われる。 街中には大きなステージが設営され、何百人もの人たちが道路に向かって高圧ホースで水をまく場面は圧巻です。

コロンビアのお正月(第28位:人口5,210万人)

コロンビアのお正月は日本と同じく1月1日で、田舎や貧困地域では、大晦日の数日前から古い年の厄を落とす為に「アニョ・ビエホ(古い年)」という等身大の男の人形を廃品などで作り、年明けと同時に燃やす。大晦日は爆竹や花火をバンバン打ち上げて、来年の豊穣と幸運を祈る為に台所などに麦の穂で作った飾りを飾る。新年が明けると、スーツケースを持って家の近所を全速力で一周する。スピードが速ければ速いほど、たくさん旅ができる年になるとか。都市部の人や、お金持ちの人、若い世代は日本と同じで、迷信だとバカにしたり、習慣自体あまり知らなかったりということもある。

韓国のお正月(第29位:人口5,180万人)

韓国のお正月は、陽暦の1月1日よりも「ソルラル」のほうを大きな行事として祝います。陽暦を基準にするとカレンダー上で日程は毎年変わりますが、大体1月の終わりから2月の中旬頃。当日と前後の2日をあわせて、3日間前後が連休になります。

ウガンダのお正月(第30位:人口4,860万人)

ウガンダは人口の約85%がキリスト教徒なので、ウガンダにはお正月を特別に祝う習慣はありません。お正月よりもクリスマスを盛大にお祝いするようです。

スーダンのお正月(第31位:人口4,810万人)

スーダン共和国は、お正月の特別な食事や行事はありませんが、1月1日は独立記念日です。ソルガム(モロコシ)やトウモロコシのキスラ(クレープ)と、シチューを一緒に食べるのが代表的です。

スペインのお正月(第32位:人口4,750万人)

スペインのお正月は、元旦は祝日扱いとなりますが、三が日や大晦日が休みになるという概念はなく、12月31日も、1月2日も平常通り活動します。スペインはクリスマスから1月6日の祝日までを通してクリスマス休暇と考えている人が多く、大晦日にはカウントダウンで12粒のブドウを食べる習慣があります(鐘が1つ鳴る毎に1粒のブドウを食べます)。 ブドウを食べ終わったら、シャンパンで乾杯をしたり、ロケット花火や爆竹を慣らしたり、また窓から花火を見たりしながら新年を祝うのです。

アルゼンチンのお正月(第33位:人口4,580万人)

アルゼンチンでの年末年始の行事のクリスマスと年越しですが、重要度としてはクリスマスの方が高いです。カトリックが多いアルゼンチンでは、多くの人がクリスマスを子供のように心待ちにしていて、24日、25日のイブとクリスマスは家族と共に過ごします。12月31日の夜から年越し、1月1日の新年も同様に家族、恋人同伴や恋人の家族同伴で集まってみんなで食事をして過ごす家庭が多いようです。

アルジェリアのお正月(第34位:人口4,560万人)

アルジェリアのお正月は文化的にはアラブ・イスラムの色が強いですが、1965年までフランスの一部だった影響で、西欧的な文化も残っており、お正月という雰囲気ではないですが1月1日を新しい年を迎える意味で祝う風習もあります。大晦日にはスイーツやドライフルーツを食べつつカウントダウンを待ち、打ち上げ花火が新年の訪れを告げます。中には、1年で最後の日没を見た後、新年の訪れを砂漠の静けさの中で天の川を見ながら初日の出を待つ人たちもいます。

イラクのお正月(第35位:人口4,550万人)

イランの正月は1月1日ではありません。イランでは西暦ではなくイラン暦が使われ、その元日は日本で言う春分の日になります。年によって違いますが、3月20日か21日です。西暦の1月1日は、イラン暦では「10月11日」ごろ。単なる平日で、特別なことは本当に何もありません。イランで西暦の新年を祝う人はいません。

アフガニスタンのお正月(第36位:人口4,220万人)

国民の8割が農業をしているアフガニスタンでは、皆が農業のできる春を待ち望んでいます。日本では春分の日にあたる3月21日に、アフガニスタンの人々はお正月を迎えます。暦の始まり(新年)をノウルーズと呼び、国民は祈りを捧げたり、おせち料理を食べたり、踊ったりして盛大に新年を祝福します。

ポーランドのお正月(第37位:人口4,100万人)

ポーランドでは1月1日の新年のことをノヴィ・ロク (Nowy Rok)といいます。お正月特有の伝統料理などもありません。前日の大晦日に大パーティをしていることがほとんどなので、1月1日を二日酔いのまま過ごすことも全く珍しいことではありません。1月1日の午前0時はカウントダウンをしてシャンパンを開けるのが一般的です。12月31日~1月2日の3日間が休日になりますが1月3日から通常に戻ります。

カナダのお正月(第38位:人口3,880万人)

カナダのお正月は日本と同じく1月1日です。ただ、カナダは広い国なので6つのタイムゾーンがあり、同じカナダ国内でも場所によって違う時間に年越しをしてるということです。カナダの年越し一番盛り上がるのはカウントダウンパーティーです。花火が見える場所が会場になっていることも多く、パーティーでは音楽の生演奏があったりDJの流す曲に合わせて踊ったりお酒を飲んだり、友人や恋人とカウントダウンパーティーに繰り出し、飲みながら食べながら、音楽やダンスを楽しみながら年越しをします。

モロッコのお正月(第39位:人口3,780万人)

モロッコにお正月はありません。年末年始も特別な雰囲気はまったくありません。 公的機関も学校もすべて通常運転。 1月1日だけは一応「New Year’s Day」ということで1日だけの祝日になっていますが通常のお休みと変わりありません。

サウジアラビアのお正月(第40位:人口3,690万人)

イスラム教徒が多いサウジアラビアにお正月はありません。 イスラム法でムスリムは基本的にイベントを祝ってはいけないという法律があるため、元旦も日常と変わりません。 熱心なイスラム教信仰者ほど、世界のどこにいても新年は祝わないのだとか。 旅行客でもレストランや公共の場、外でお祝いするのは違法になるためご注意を。

アンゴラのお正月(第41位:人口3,670万人)

お正月が無いのか、調べても分かりませんでした。
分かる人がいたらコメントで教えてください。

ウクライナのお正月(第42位:人口3,670万人)

1918年まで、ウクライナ人はユリウス暦で新年の到来を祝っていました。現代のグレゴリオ暦と旧ユリウス暦では13日の差があるため、現在ウクライナの新年は12月31日の夜から1月1日にかけて祝われます。

ウズベキスタンのお正月(第43位:人口3,520万人)

ウズベキスタンは年に2回新年が祝われます。最初は1月1日(ヨーロピアンスタイル)2回目は3月21日(ナウルズ)です。ウズベキスタンでは日本や欧米でいうクリスマスと新年のお祝いが一体化しており、12月に入ってから1月上旬まで約1ヵ月お祭りムードが続きます。12月中からウズベク語やロシア語で「新年おめでとう」を意味するYangi yil bilan!(ヤンギ・イール・ビラン!)やС Новым годом!(ス・ノーヴィム・ゴーダム!)の文字が書かれた看板などが目立ち、日本と違って年が明けて町の風景がガラリと変わるというようなことはありません。

ペルーのお正月(第44位:人口3,440万人)

ペルーのお正月も日本と同じく1月1日です。ペルーのお正月では、お正月を迎える瞬間に空のスーツケースを引きながらぐるぐる家の周りをとたくさん旅行ができるそうです。
また、テーブルの下にもぐってぶどうを12個食べながらお願いをすると1年は12ヶ月ですから1年分のお願いをここでするということのようです。そして、夜に黄色い下着に着替えて年越しをすると幸運を招く意味があるようです。他にも赤い下着なら恋人が見つかるという意味もあるようです。

イエメンのお正月(第45位:人口3,440万人)

イスラム教国のイエメンにお正月はありません。イスラム教なので、クリスマスも新年も関係ないようです。

マレーシアのお正月(第46位:人口3,430万人)

多民族で構成されているマレーシアマレーシアには年に4回もお正月があります。多民族国家のマレーシアは、人口の約60%がマレー系、約25%がチャイニーズ系、そして約10%がインド系で構成されています。そのほか、マレー半島の原住民、オラン・アスリや、ボルネオ島のカダザン族、イバン族など、少数民族も各地にいます。彼らはみな、それぞれの民族ごとに、文化や宗教も異なりますが、西暦の1月1日は全員に等しく”お正月”が訪れます。マレーシアで一番多いマレー系のほとんどはイスラム教徒、いわゆるムスリムです。ムスリムにとっての”お正月”は、断食(ラマダン)明けを祝う「ハリラヤ・プアサ」(イスラム暦10月1日)です。チャイニーズ系の”お正月”は、旧正月「チャイニーズ・ニューイヤー」(1月下旬から3月上旬)最後にインド系の”お正月”である「ディパバリ」(ヒンズー暦のカールッティカの月の新月の日、10月中旬から11月中旬の間頃)です。

ガーナのお正月(第47位:人口3,410万人)

キリスト教徒の多いガーナのお正月1月1日はクリスマスのような盛り上がりはありませんが、12月25日ごろから「Happy New Year !」という挨拶が飛び交います。キリスト教徒は、31日の夜に子どもも大人も家族全員で教会に行き、気持ちを新たにしようとする思いから白い服を着ている人が多く、21時ごろから話を聞いたり歌ったりミサが始まり、新年を迎える瞬間は、みんな一生懸命に祈り続けます。「新しい年に良いことがありますように、健康でありますように、成功しますように 」 と祈ります。1月1日にミサが終わると家に帰り、一緒にごちそうを食べます。

モザンビークのお正月(第48位:人口3,390万人)

モザンビークは大半がキリスト教徒であるため、1月1日のお正月よりもクリスマスのほうが盛り上がります。南半球に位置するので真夏のクリスマスですが、各家庭でごちそうが出たり、教会でミサをしたりと、家族と過ごす人が多いようです。「正月」という概念はありませんが、年越しカウントダウンの際は、多くの若者がビーチやバー、クラブに出かけて夜通し歌ったり踊ったりして過ごします。年越しの際は、白い洋服を身につける慣習があるようです。女性は白いワンピースに白い花の頭飾りを着けて、とても可愛いです。平和の象徴である白を身につけて、新しい年が良い年であることを願うようです。

ネパールのお正月(第49位:人口3,090万人)

ネパールには、「バイサーク」というお正月があります。 バイサークは、例年4月の半ば。 その日は祝日になります。ネパールはヒンドゥー教の国のため、早朝にはお寺に行って、自分そして家族の健康のためにお祈りする事が一般的です。日本の初詣に似ていますね。 ネパールではこの日は、ピクニックに出かけたりして過ごします。

マダガスカルのお正月(第50位:人口3,030万人)

マダガスカルは国民の半数以上がキリスト教徒で1月1日がお正月という感覚はありません。また、1月1日は雨季真っ只中で真夏の暑さで年越しはズンバやダンスミュージックやらを四方八方から爆音で流して朝までパーティーを楽しむそうです。

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