台東県に行く電車の中で台湾人のおじさんに話しかけられた。
台湾人のおじさん「どこに行くの?」
私「台東です。」
台湾人のおじさん「一緒だ!(笑)」
私「そうですか!」
台湾人のおじさん「台東のどこに?」
私「特に決めてないけど何かありますか?」
台湾人のおじさん「私達は温泉に行くぞ!最高だぞ~(笑)」
という会話の中で、一緒に知本温泉に行く事になりました。
この、おじさん達は夫婦で2家族(4人)で旅行に行かれるようです。
台東県には何度か行っている筆者ですが、知本温泉は初めてのです。
台湾人のおじさん達は知本駅で下車されましたが
私は台東の街中にホテルを予約していたので台東駅で下車し、レンタルバイクを借りてホテルにチェックインし、バイクで知本温泉に向かいました。
集合場所は知本温泉の「ㄚㄧㄚ旺温泉」です。
知本温泉(ちぽんおんせん)とは
知本温泉(ちぽんおんせん)とは
知本温泉(ちぽんおんせん)は台湾台東県卑南郷にある温泉。知本渓沿いに3ヶ所の湧出地があり、知本外温泉(温泉橋付近)と知本内温泉(知本森林遊楽区付近)に分けられ、もう一つの湧出地は、晴山南東の知本渓の河床にある。
知本外温泉は知本渓の下流にあり、駅や道路からも近いことから、早くから温泉旅館などが立ち並び、逆に知本内温泉は山中にありアクセスも容易ではないことから開発がやや遅れていた。現在では知本外温泉も知本内温泉も開発によって範囲が広がり、一つの温泉街につながりつつある。
アクセス
台湾鉄路管理局南廻線の知本駅が最寄り駅となる。知本外温泉までは約7kmあるため、送迎バスかタクシーを使う必要がある。
泉質
炭酸水素ナトリウム泉で、泉温は最高で約95度、pH8.5、炭酸イオン約627~1,816ppm、ナトリウムイオン約419~951ppm。
歴史
原住民の卑南族は、かなり早くから知本温泉の存在を知っており、健康促進の効能があることも知っていた。日本統治時代には、政府によって公衆浴場が設置されるとともに、「台湾東部一の美景」という栄誉を受けた。
Wikipediaより
知本温泉へGO!
台東市内から知本温泉へはバイクで約30分程度です。
お昼頃に台東のホテルを出発し、途中で池上弁当を食べたり屋台や土産店などに立ち寄り
台東市内を出れば田舎の風景ばかりを走る事、1時間程度かけてゆっくりと知本温泉に向かいました。
知本温泉の風景はどこか日本の温泉街を思わせる雰囲気。
大きな川(渓谷)の横に道路があり、何度か渓谷を渡る橋がり、周りにホテルがあるという感じです。
電車で知り合った台湾人のおじさん達との集合場所「ㄚㄧㄚ旺温泉」
帰り際に写真を撮ったので夜の写真ですが、知本温泉の「ㄚㄧㄚ旺温泉」です。
知本温泉の日帰り入浴
私は知本温泉にホテルは予約していなかったので日帰り入浴です。
知本温泉に日帰り入浴が出来るところはいくつかあるようです。
知本 忠義堂
東台温泉飯店
知本老爺酒店
他にも日帰り入浴が出来るところはいくつかあるようです。
今回、私が行ったのは「ㄚㄧㄚ旺温泉」です。
知本温泉(台湾の温泉)の入浴方法
・水着の着用
・男女共用
台湾の温泉は水着の着用で、男女共用で入浴するのが一般的です。
水着は温泉施設のフロントに売っていますが、水着のデザインが悪い(ダサい)のと、結構、値段が高いので出来るだけ持参する事をオススメします。
突然、台湾で温泉に行く事になった私は温泉施設のフロントで水着は捨てて帰る事を決意し、一番安い水着を購入。
知本温泉の入り口当たりから屋台で「水着100元」なんて看板が出ていましたが
100元の水着は小さくて入らないようなサイズで通常の大人のサイズは紺色の無地でも400元(約1500円)程度します。
まぁ、その日の数時間、着用するだけなので格好は気にせず紺色の無地の小学生みたいな水着で温泉に入りました。
知本温泉「ㄚㄧㄚ旺温泉」の詳細
ㄚㄧㄚ旺温泉には14時頃に到着し、18時頃まで楽しみました。ㄚㄧㄚ旺温泉の玄関です。
帰り際に撮影したので全て夜の写真です。
ㄚㄧㄚ旺温泉のフロント(受付)です。
入浴料は200元(約730円)でした。
土日祝は入浴料の値段が上がるようです。
↑の写真の左端に水着が売っています。
フロントの横にレストランがあります。
ㄚㄧㄚ旺温泉のお湯は、やや白グリーン色で柔らかく少しだけヌルヌルした良質なお湯です。
この湯船は44度あります。
非常に熱くて長時間入ってられませんが、知り合った台湾人のおじさんは「じっと我慢していると身体に良い」と言われていました。
扉の中に入って頭だけ出すタイプのサウナです。
「強」と「弱」があります。
ㄚㄧㄚ旺温泉にサウナはこれしかありませんので人気で混雑していてなかなか入れません。
沢山の温度の湯船があります。
印象的ななのは滝湯です。ボタンを押すと首が折れるかと思うくらい高い所から、物凄い水量のお湯が落ちてきます。
肩にお湯を当てて肩こりをほぐします。
約25mくらいのプールもあります。
これは水(常温)です。
休憩出来るテーブルと椅子も沢山あり、いつでもくつろぐ事が出来ます。
知り合った台湾のおじさん達が台湾の高級茶(梨山茶)を入れてくださいました。
他にも麺、果物などを沢山ごちそうしていただきました。
ㄚㄧㄚ旺温泉渡仮村の宿泊
ㄚㄧㄚ旺温泉渡仮村が正式名称で、実は宿泊施設なのです。(本来はホテルの温泉に入っただけですが)
ㄚㄧㄚ旺温泉渡仮村の料金
ㄚㄧㄚ旺温泉はとても良かったので、知本温泉へ行った時は是非、入浴してみてください。
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