台湾の結婚式に参加してきた。地方編

台湾の結婚式に実際に参加してきた。

2018年5月某日、台湾の嘉義県の田舎町で結婚式に参加してきました。
台湾での結婚式の参加は初めてでしたので何も分からず、
結婚する当人や、その友人、家族に聞いて教えてもらってから参加しました。

台湾の結婚招待状

台湾でも日本と同じく、結婚式に参加するには結婚招待状を送ってもらわなくてはいけません。しかし、外国(日本)へ招待状を送るのはハードルが高いためにSNSで日時と場所だけ教えてもらいました。
そのSNSで届いた結婚招待状の場所がこちらです。

えっ?
民家しか無いけど。。。
てっきり、式場とかホテルを想像していたのに。。。
 
そう言えば、台湾では冠婚葬祭を道路にテントを張って行ってるのを見た事があります。
そうですね!テント結婚式会場ですね。これは楽しみだ。

台湾の結婚式のご祝儀

ホテルのベットで撮影した台湾の祝儀袋

台湾の結婚式のご祝儀袋

台湾の結婚式のご祝儀袋は真っ赤です。
コンビニでも売られていますが、単なる真っ赤の封筒なので
結婚式にふさわしい豪華な祝儀袋を結婚用品店で購入しました。
(台湾には沢山の結婚用品店があります。)

結婚式の祝儀袋には何と書く?

「百年好合」と書きます。
意味は「百年ずっと仲良しでいてください」という事です。
他にも色々な書く文字がありますが、中国語は難しいのでこれで良いと思います。
真ん中に「百年好合」と書き、左下に自分の名前を記入します。

祝儀袋に金額はいくら入れれば良いの?相場は?

台湾でのご祝儀の額は必ず偶数でなけれななりません。
奇数の額は縁起が悪いのでダメです。 
(台湾では偶数が縁起の良い数字とされています)
偶数でも4は(死)をイメージするのでダメです。
3(散)、4(死)、9(苦)の数字は厳禁。使ってはいけないと言われています。
ご祝儀の額は日本と同じく、結婚する人との関係性(親類、友人、仕事の上司or部下なのか)どれくらい親しいかで決めます。
日本で3万円のご祝儀の間柄 → 台湾では6,600元
日本で2万円のご祝儀の間柄 → 台湾では3,600元
日本で1万円のご祝儀の間柄 → 台湾では2,600元

都会と地方や、結婚式の規模や家柄によっても異なるので
参加する台湾人に聞くのが一番確実です。

結婚式会場へ

結婚式の当日は晴天に恵まれ5月なのに体感気温35℃以上。暑くてたまらない。
午前11時頃に結婚式招待状に記された場所に行くと花輪が沢山飾られていて
ココだ!と、すぐに分かりました。

入り口はバルーンで豪華に飾られており「WEDDING」と書かれている。
道路にテントを組んで飾られたものです。

大きなバルーンの台湾の人形がお出迎え。

入り口には新郎新婦の写真が飾られ、「百年好合」と書かれています。

少し、時間が早く到着したので会場の人はまばらです。

台湾の結婚式開始

10人掛けのテーブルが片側20個。合計40テーブル。ざっと約400人の大規模な結婚式です。
左側が新郎の関係者。右側が新婦の関係者。
一番奥にステージがあり、奥のステージに近い程、新郎新婦と近い関係という席順。
当然、新郎新婦の父母は一番奥のテーブル。(なぜか私はステージから3つ目のテーブルに)

(何故か、食事は自由に食べ始めています。)
 
さて、結婚式が始まりました。
新郎新婦入場です。

新郎新婦が長ーいテントを歩いて、皆様に挨拶をしたり写真撮影をしたり。
ステージまでたどり着くと司会の方が進行していきます。

その後は、両親の花束贈呈があったり、カラオケ大会、クジ引き大会があったり。
一番笑ったのはクジ引き大会の景品が「現金」「トイレットペーパー」「刻みネギが少しビニール袋に入ったもの」だった事です。

台湾の結婚式の服装

上の写真を見て、お気付きでしょうか?
台湾の結婚式の服装は、案外自由でした。
ポロシャツ、サンダルのおじさんも多数います。
ネクタイをしている人は1割くらいでしょう。
Tシャツを着ている人や、ジーンズを履いている人の方が多いくらいでした。
(私は日本からシャツとズボン、ネクタイだけ持って行き、靴は現地調達しました。)

台湾の結婚式の食事が豪華で美味し過ぎる!

このマグロ!今まで食べた中で一番美味しい!
身がぷりぷりのマグロです。
回転テーブルで皆で分け合って食べるのを理解出来てなくて、マグロ1皿(10切れ程)を渡れたので美味し過ぎで一人で1皿全部食べてしまいました。ごめんなさい。。。

見てください!このエビ!
更には、オレンジの中にキャベツ、マヨネーズ、オレンジ、ブロッコリーの上にアワビ!
この組み合わせ、最高に合います。めちゃめちゃ美味しい!

南国、台湾の熱帯魚(魚の名前が分からない)の煮付け!
これも最高に美味しい!

エビ~!エビ~!エビ~!

観覧車の乗って出てくるデザート!

キャベツと貝柱とマンゴーと煮豆のデザート!
この組み合わせ、最高に合います。めちゃめちゃ美味しい!

骨付きステーキ!スペアリブ

最後にケーキとプリンまで出てきた!

 
美味し過ぎて写真を取り忘れたけれど、サバヒー(虱目魚)の鍋も感動しました。

結婚式が終わって。

結婚式が終わって、2時間後くらいに会場を見に行ってみました。

あぁ。。。結婚式終わったなぁ。。。

台湾の結婚式の引出物


今回、台湾の結婚式の引出物はパイナップルケーキでした。
見た目にも分かると思いますが超高級品。

ケーキの中の餡が多くて濃厚でとても美味しかったです。

台湾の結婚式のまとめ

台湾の結婚式に初めて行きましたが、日本の昔と通づるものを感じました。
それは心です。
家族を大切にする。夫、妻を守る。絆を強く感じました。
新郎新婦さん共に、その決意が強いという事を強く感じました。
現在、日本では親子孫3世代で暮らしている家族は少ないですが、
台湾のこの家族は3世代で暮らしているかのように連絡を取り合って
(別々に住んでいますが)
毎日一度は顔を合わせ、困った事は無いか?とお互いに話し助け合っています。
日本よりも家族の絆が強いように感じました。
新婦のお母さんの話しによると
「旦那さんを助ける為に彼女は忙しくなる」と言われていたので
どんな時も家族を助ける為に、守る為に生きていくのだなと感じました。

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