タイのバンコクでスリにあった実体験を告白。手口が最悪


タイで最も多いのはスリや置き引き、ぼったくりなどの犯罪です。
という私も年間の3分の1は海外旅行生活。スリの1度や2度、いや実は数十回は被害にあった事があります。
そこで、最も面白かったスリの被害の実体験を告白します。
タイのバンコクは治安が良いと言われますが、海外旅行の際はスリには十分な注意が必要です。

バンコクでよくあるスリの手口

最も多いスリの方法は、バイクの2人乗りが通りすがりに後ろに乗っている人が通行人のバッグ・かばんを引ったくるという方法です。
トゥクトゥクの席に置いている観光客のバッグ・かばんも、バイクの2人乗りが通りすがりに後ろに乗っている人が引ったくる事も多発しています。
買い物などに夢中になっている瞬間に、リュックやショルダーバックのチャックを開けて財布を持ち去るという手口も多いです。リュックやショルダーバックは身体の前面に向けて持ちましょう。
日本語で「来週、日本に行くので、日本のお金を見せて欲しい。日本のお金はどんなものですか?」と言われて見せたら、抜き取られてしまう手口もあります。絶対に見せてはいけませんし、そんな場合は無視して、その場から立ち去り、逃げましょう。

バンコクで最も面白かったスリにあった私の実体験

バンコクのとあるバーで夜に日本人仲間と集まって飲んでいた時の話しです。
そのバーはビルの4階にあり、いわゆる飲み屋が沢山入っている雑居ビルでした。
日本人、数人とワイワイ楽しんで、そろそろ帰ろうとなり、バーから出てエレベーターを待っているとニューハーフのお姉さん(お兄さん?)が沢山エレベーター待ちをしています。
皆、酔っ払っていたので「ハロー!ハロー!」と笑顔で話しかけてきます。
「チャイニーズ?」「ノー!ジャパン!」なんて話をしていると4階にエレベーターが到着。
ニューハーフの人たちと、日本人数人が一緒にエレベーターに乗り込みました。
1人のニューハーフのお姉さんが、私の股関を冗談で触りました。
「オー!ビッグサイズ!」と言いながらケラケラと笑うと「私にも触らせてよ!」と言わんばかりに数人のニューハーフのお姉さんが私の股関を触りだします。
私は「ノー!ノー!」と身をよじりますが、エレベーターの中は満員なので逃げ場がありません。
もみくちゃになりながらお尻や股間を触られまくりながら1階に到着しました。
私も、日本人の仲間も、ニューハーフのお姉さんも、大笑いで笑いながら「バイバイッ!」と手を振り、去っていきました。
その3秒後、財布が無い事に気付きました。。。
「うゎ。やられた~」と、日本人の仲間に説明すると「どこで?いつ?今?」と話しているうちにニューハーフのお姉さんはいなくなり、探しても見つかりません。
幸い、パスポートはホテルに置いていたので大丈夫でしたが、現金とクレジットカードが盗られてしまいました。
 
警察に行こうかとも考えましたが、戻ってくるはずも無いし、帰国日も近いので警察には行かずに、クレジットカードだけ止めて諦めました。
ニューハーフに股間を触れて喜んで(喜んでは無いけども)楽しんで笑っている自分が悪いのです。
めちゃくちゃ笑ったのですが、財布が盗られたというオチでした。

スリにあわない為の貴重品の持ち歩き方

安全度 ★★★
貴重品の入ったリュックやショルダーバックを身体の前面に向けて持ちましょう。ショッピング中にショーケースや、地面の商品を覗き込んでいる時などは特に注意です。必ず、身体の前面に向けておく癖を付けましょう。
安全度 ★★★★
貴重品の入ったウエストポーチを身体の前面に向けて持ちましょう。ウエストポーチってオシャレじゃないけれど、海外で誰もあなたのオシャレを気にしていません。スリから身を守るためにはウエストポーチが安全です。
安全度 ★★★★★
男性は、ポケットにチャック付きのズボンを履いて、スマホと最小限の現金だけ持ち歩くのが一番安全です。まず、観光客と思われにくい。お金持ちとも思われにくい。ポケットのチャックを開けられると、さすがに気が付く。

私の場合は、チャック付きの半パンにサンダル、ダサいTシャツで真っ黒に日焼け。更にバイクで移動しているので、地元の人達からタイ人と間違われてタイ語で話しかけられて返事が出来ない。という感じです。
あまりにも「観光客です!」という格好はスリも目を付けますので、常に気を付けて旅行を楽しんでください。

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