ルアンナムターとは
ルアンナムター(ラオス語: ມ. ຫລວງນໍ້າທາ) は、ラオス北部のルアンナムター県の県都で、人口 (2015年)28,551人。宗教は仏教が多い街です。
ルアンナムターの中心地の街並み
ルアンナムターの中心地の街並みです。
はっきり言って田舎町です。
歩道に大きな落とし穴があるので気を付けて散策しますが、中心地に店は数件ある程度です。
飲食店は10軒あるか無いか、その他は雑貨屋が3軒ほど、食料品店が3軒ほど、カフェが2軒ほど、旅行会社が5軒ほど、マッサージ店も1軒ありました。
ま、旅行会社とカフェを兼用している所もあるのですが。
ルアンナムターの中心地0kmの石碑。
何かありそうで、何も無いルアンナムターの中心地ですが、ホテルは大小合わせて20軒程はあったと思います。(ネットに載ってないホテルも多い)
ルアンナムターの山岳民族の村へ
今回、ルアンナムターに来た目的は山岳民族の村を訪ねる事です。
旅行会社に山岳民族の村へ行くトレッキングツアーの看板が沢山出ているので価格を聞いてみると1日で最低80USドル(約11,200円)からとの事なので、予算オーバーの為に断念。
ホテルのオーナーにバイクを借りて自分で回ってみようと話すと、ホテルのオーナーの友達が案内してくれるとの事で次の日の朝8時にホテル迎えに来てくれる事になりました。
次の朝、このバイクで迎えに来てくれました。
なんというボロボロのバイク!
「私のバイクは?」と尋ねると「1台で2人乗りで行く」と言い出すのです。
昨日、あれだけ2台で行って案内してと伝えていたのに朝になったら1台の2人乗りに変更されているのです。
ぶちギレようかと思ったけれど、1日一緒に案内してもらわないといけないので、何も怒らずに2人乗りで行く事にしました。
更に、昨日は値段の話しが無かったので、親切で無料と思っていたのですが、料金が1,000,000キープ(約7,500円)昼食付きと言い出し、悩んだあげく、今から他を探すのも面倒くさいし、ツアー会社より安いので、しょうがなくOKして支払いを済まして出発したのがAM9:00頃です。
Nam Lue Village
最初に訪れたのがLantan & Kummuhang族の村です。
村には104の建物があり、約600人が暮らしているそうです。
バナナの木をすりつぶす、おばあちゃん。
家の前で布に刺繍をしている人が大勢います。
出来上がりの作品がこれです。
私に買って欲しいと言いますが、要りません。
観光地化された村で、観光客にいつも販売されているようです。
大きなピアス付けて、民族衣裳のお母さん。
左の子供は、まだハイハイしか出来ない小さな子供ですが、土の上をハイハイして転げ回っています。
たくましい子供ばかりです。
こんな小さな子供頃から鍛え上げられていると、そりゃ、たくましく育つ訳ですね!
ບ້ານນໍ້າລື Nam Lue VillageのGoogleマップ
パオ族の村
このようなガタガタ道をボロボロバイク2人乗りで走り続け
次に訪れたのがパオ族の村
蚕のまゆから育てて糸を作って、織りあげて作ったカバン10万キープ(約780円)
いらいないけれど、手間を考えれば安過ぎる。
なぜか、最後に自作のカバンを肩から掛けて、はい、ポーズ。
アカ族の村
その次に訪れたのがアカ族の村
村の入り口にはアカ族の説明看板が観光地っぽくあります。
たぶん、アカ族の村と書いてあると思います。勘ですが。
アカ族の村はこのような感じです。
もう、どこも同じように見えてきました。
コンクリートの建物もちらほらあります。
豚、ニワトリ、犬、ネコ、何でも放し飼いです。
裸で歩いているお婆ちゃんもいたのですが、さすがにカメラを向ける事は出来ませんでした。
私が行った時は民族衣裳を着ている人はいなかったので、単なる貧困な村に見えました、
アカ族の村
ບ້ານນໍ້າມັດໃໝ່ Nammat Mai VillageのGoogleマップ
次の山岳民族の村へ移動中にバイク転倒
次の山岳民族の村へ移動中、非常に道が悪くバイクのギアの入れ間違いでウイリーしてバイクごとバック転してしまい、2人の上にバイクが降ってくるという転び方をしてしまいました。
原因は悪路でバイクのギアの入れ間違いです。
私は打撲と足を擦りむき少し流血。
運転手も打撲。
エンジンは掛かったので、走り続けましたが、気分は2人共ブルーになり、テンションはだだ下がりです。
走り出して直ぐの所にバイクの修理屋さんがあったので立ち寄り、後ろのテールランプ付近の割れをパテして缶スプレーで塗装してもらい、私に支払ってくれと言ってきます。
両方のポケットをひっくり返してお金を持って無いとアピールするので、仕方なく私が支払う事に。
修理代金は35,000キープ(約270円)安っ~!
山岳民族の村の案内中止
次はどこの山岳民族の村へ行くのかなぁと思っていたらホテルに直行。「フィッシュ!」の1声で山岳民族の案内終了。
まだお昼の12時です。
約束の昼食も無しですが、2人共テンションだだ下がりですので、何も言わずに終了しました。
バイク転倒で、心が疲れ果ててしまっていたのです。
ルアンナムターからボーテーンへ
ルアンナムターからボーテーンへバス(バン)で帰ります。
バスと言っても10人乗りくらいなバンです。
バスは人が集まり次第発車なので、時刻表はありません。
道は悪い所が沢山あります。
バスの料金は
行き10万キープ(約780円)
帰り20万キープ(約1560円)
なぜ、行きと帰りで料金が違うかと言うと、帰りは1時間以上待っても4人しか集まらなかっので、料金が割り増しされました。(もしかしたら私だけかもしれないけど)
ルアンナムターからボーテーンへバスが途中で、エンジン焼き付いて停車。電話で救助を呼ぶこと1時間後に代替えバスが到着。
炎天下の中、1時間はキツイ!
今日は、踏んだり蹴ったりの日だ。。。
アンナムターのバスステーション
この建物がアンナムターのバスのチケット売場。ここからボーテーンに向かいます。
10万キープ(約780円)のバスチケット
Googleマップに掲載されていませんが、ここです。
逆にボーテーンからルアンナムターへのバスは
国境の前から発車します。
ルアンナムターのナイトマーケット
ルアンナムターには小さなナイトマーケットがあります。
ルアンナムターのナイトマーケットは10分もあれば全て見て回れる程度の規模です。
食べものがほとんどですが、日本人が食べられるものは少ないです。
とにかくハエが多く、常にハエを追い払うおばさんが印象的で、カエルや虫などグロいものも多いです。
ルアンナムターに行ってみた感想
ルアンナムターへは2泊3日滞在しました。
山岳民族の村をバイクで回る予定でしたが、案内人がハズレな人で、バイクでの転倒、怪我もあり、好印象はありません。
運が悪かったのでしょう。
山岳民族も民族衣裳を着ている人が少なく、単なる貧困村に見えてしまいました。
ミャンマーの山岳民族村に行った時は、人は明るかったのですが、ルアンナムターでは観光観光してアットホームではなく、商売っけが強く感じました。
ま、私がたまたま運が悪く魅力を引き出せなかっただけで、もっと楽しく魅力ある街だと思いますので、皆さんは一度、ルアンナムターを観光してみてください。
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