ヤンゴンの貧困層地区「ダラ」でボッタクリ注意!ダラ地区注意喚起
ヤンゴンのダラとは
ダラとはヤンゴン市のヤンゴン川を挟んだ北側のダラ地区の事。
ダウンタウンから船で行く事が出来て、貧困層地区の観光が出来る。
ダラへの行き方
ダラ船乗り場地図
ヤンゴン側の船乗り場には大きなエスカレーター付きの歩道橋があるので
そこまでタクシーで行けば良い。
というかタクシードライバーに行き先を「ダラ」というだけで通じるでしょう。
ダラへの船乗り場
歩道橋を下りて川の方に向かうとダラへの船乗り場があります。
お土産屋さんが沢山あります。
主にフルーツや飲み物などが多いです。
ダラへの船乗り場の中です。
人が多い。こんなにダラへ行くのか?
ダラ←→ヤンゴンの時刻表
ミャンマー語で読めませんが。
でも気にする事はありません。
人が満載になれば出発する。というスタイルなので時刻表は無視です。
逆に人が集まらなくては出発しません。
ダラ行きの乗船料金は日本人は無料
ダラ行きのフェリーは2014年日本政府から3艘寄贈したもので日本人は無料で乗れます。
外国人用窓口に行き名前等を記帳し、シャッターの前に並んでください。
(ちなみに、お坊さんは特別な入り口がある。)
このシャッターの前で出発時間まで待ちます。
動画のお経はお布施(寄付)をお願いしているお経です。
さあ、人が集まったのでシャッターゲートが開きました。
船に乗る寸前まで物売りが多い。
ダラ行きの船の中
ダラ行きの船に乗船しました。
船の2階から下を見ると、まだまだ沢山の人が乗船してきます。
ダラ行き船の中1階部分
ダラ行き船の中2階部分
船の中でスイカを売る人
あれ、先程スイカを売っていた人が今度は子供服を売っています。
新聞を売っている人もいます。
うずらの卵を売っている人が多かったのが印象深いのですが、生なのか、ゆで卵かは不明。
こんなカワイイ娘もいました。
カワイイから綿棒とティッシュを買ってあげると、ちょこんと私の横に座って、ずーとニコニコしていました。
ダラ行きの船の中では沢山の物売りがタバコ、パイナップル、SIMカード、Tシャツなどを売っています。
そうこうしている間にダラの船着き場が見えてきました。
さぁ、ダラの船着き場に到着。乗船時間約は10分でした。
ダラの船着き場
ダラの船着き場に到着に到着です。
沢山の人が乗っていたので大混雑です。
これがダラ側の船着き場
ちなみに、勇気のある方はポンポン船に乗ってみてください。
私の友人はポンポン船でダラに行きました。(笑)
ちなみに、ダラ行きのポンポン船の乗船料金は3000チャット(約285円)だったと思います。
(間違えてるかもしれません。記憶が曖昧です。)
ダラに到着。ダラの街とは
さて、ダラに到着したらサイカー(自転車タクシー)が誘ってきます。
歩いて回るには時間が掛かるし、どこに行けば良いのか分からないのでサイカー(自転車タクシー)に乗りました。
これが、ややこしい事に。。。
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ダラ地区注意喚起 大使館からのお知らせ
平成28年2月8日
在ミャンマー日本大使館領事部
1.当地国営紙の報道によれば,ヤンゴン市ダラ地区(ヤンゴン川を挟んだ北側)において,サイカー等利用時における料金トラブルが多発している模様です。同国営紙は,以下のような地元観光ガイドやサイカー運転手のコメントを紹介し,注意を呼び掛けています。
●観光客の多くは,バイク・タクシーやサイカーを利用しているが,中には最初に提示された運賃以上の料金を請求される事案も発生し,観光客とのトラブルに発展した例もある。
●外国人客がターゲットにされており,特に個人観光客は要注意である。
2. ダラ地区は,近年,手軽にミャンマーの田舎の風情を楽しめる観光スポットとして人気が高まっていいます。また2014年には日本政府により,ヤンゴン市内とダラ地区を結ぶフェリー3隻が寄贈されるとともに桟橋の改修工事も行われ,日本人にとっても縁のある地域です。
3. 他方で,同地区は貧困地域でもあり,上記のような料金トラブルの他にも,サイカー等を利用した観光中に,米や菓子類を購入しそれらを洪水被害等により身寄りをなくした貧しい子供たち等に寄付するよう強要されるケースも散見されています。
4. また,実際に料金トラブルに巻き込まれた在留邦人の方からは,
●パンソーダン港のフェリー乗場でミャンマー人の男の子に「日本人は,フェリー代は無料である」等と声を掛けられ,フェリー船内まで案内された。
●フェリー船内で,同男の子から「サイカーに乗るなら案内する」等と言われ,同人が紹介したサイカーに30分間で5,000チャットの約束で乗車した。
●サイカーで観光中に米10kgを45,000チャットで購入し身寄りのない子供たちに寄付するように強要され,2時間の観光を終えた際には3時間分の料金を請求された。
との報告が大使館にも寄せられています。
5. つきましては,邦人の皆様におかれましては,ダラ地区を訪問される際は以下の点にご留意いただき,トラブル防止に努めて頂きたく存じます。
(1)単独若しくは女性・子供だけでの観光は避け,信頼出来る観光ガイドを同行させる。(2)フェリー内等において日本語で声を掛けられても,気安く応じない。
(3)サイカー等の料金交渉時は,運転手とともに必ず乗車開始時間を確認し,メモに控える等する。
(4)万が一,料金トラブルに巻き込まれても,大声を出したりすることなく,冷静に対応する。
こんな事も知らずにサイカー(自転車タクシー)からの誘いに交渉すると
「20分4000チャット(約344円)」という事で、「じゃ、30分お願いします。」と。
しばらくサイカー(自転車タクシー)で走ると
パゴダに到着。
写真を撮ってきなさい。と、サイカー(自転車タクシー)の優しい運転手さん。
また少し走ると「フィッシュマンハウス」と漁師さんの家、街並みを見せてくれました。
停まってくれて、写真を撮ってきなさい。と、サイカー(自転車タクシー)の優しい運転手さん。
「日本人が寄付してくれた学校だよ。」と説明を受けました。
サイカー(自転車タクシー)で走りながらの撮影。
貧困層地区という感じの家が続きます。
屋根の雨水を竹の樋で貯めている。
大きなカメの中に水を保存。家に水道は無い。
道路はコンクリートの細い道。
こんな川で漁師さんは魚を採っている。
そして更に奥に進みます。
ツナミビレッジ
火葬場が見えてきました。
この辺は「ツナミビレッジ(別名:バンブービレッジ)」といって
スマトラ島沖地震やサイクロンで被害を受けた方々が住んでる場所です。
ここでサイカー(自転車タクシー)の優しい運転手さんが寄付(募金)の要求をしてきました。
怪しい匂いがプンプンしたので、きっぱりと「NO!」と断ると「OK!」とすんなり引き下がりました。
ダラ地区注意喚起
さて、サイカー(自転車タクシー)でダラの船着き場まで帰ってきました。
サイカー(自転車タクシー)の運転手さんは「2人で42,000(約3612円)チャットです。」と。
え、え、え。。。
私:「20分4000チャットでしょ。」
サイカー(自転車タクシー)の運転手さん:「90分乗ったでしょう。」
私:「40分しか載ってないですよ。」
サイカー(自転車タクシー)の運転手さん:「いや、90分乗った。」
私:「乗ってない。」
10分くらい揉める。
埒が明かないので、40分2人分で16,000チャットを渡したのですが返してきて「NO!」と。
16,000チャットを受け取らないし、42,000チャットと言い張るので
「それは無理だ」と言って、船に乗り込みました。
後ろから大声で叫んでいるのが聞こえますが無視して。
追いかけてきました。船の中まで。
再度、話をして結局30,000チャット(約2580円)を払いました。
・最初の取り決め20分4000×2人x40分=16,000(約1376円)
・乗り終えた時の要求=2人分42,000チャット(約3612円)
・最終的に払った金額=2人分30,000チャット(約2580円)
落ち着いて考えると約2580円(1人1290円)で40分もサイカー(自転車タクシー)に乗れたのだから、そんなに高くないのですが、その場は腹が立って冷静になれませんでした。
最初から値段と時間をしっかり決めて、確認し合っていれば問題無かったと思います。
ダラに行く人は気を付けてください。
ダラ近くのデンジャラス観光スポット
ダラの近くにデンジャラスな観光スポット、ヤンゴンの「ダウンタウン」があります。強烈な雰囲気の動画もアップしていますのでご覧ください。
コメント
今のダラはぼったくりしかいません。
最初から値段と時間をしっかり決めて、確認し合っていれば問題無かったと思います。
ということはなく、必ず難癖をつけてきてお金を巻き上げようとします。残念ながら道理は通じません。
ここ1年で、3組の旅慣れた友人たちが渡り、全員被害にあいました。相手の言い分は様々でしたが、みなさん事前に料金も時間も決めていた上で途中の人気のないところや、乗船場から離れたところで寄付や高い料金を求められています。
また、ぼったくりたちは船の中だけでなく、ホテルや警察にまでついてきて大変危険です。
旅慣れているから、私は事前に確認するから、と思わず、ダラは避けることをヤンゴン在住者としておすすめいたします。
これ以上被害者が増えないことを願ってやみません。
前の方々が言う通りです。
寄付詐欺を断ったのは正解だと思いますがサイカーはそれでも高い値段です。
ダラに着いてから被害にあわれたようですが私の場合、フェリーターミナルで話しかけて来た違法ガイドに引っかかってしまいました。
彼らは日本人がタダで乗れることを知っているのでことさらそのことをアピールして勧誘してきます。
ダラに行くのは論外でダラ行きのフェリーターミナルに行くことも危険なので避けるべきです。
私は、上の方が言っている違法ガイドと遭遇しました。
「自分はフェリーのオフィスで働いている。」としきりに言っていたので、話を聞いていたところ、サイカーの話をしだしたので拒否して逃げました。
「外国人はガイドなしでは渡れない。」なども言っていたので、信じてしまう人もいるかもしれませんね。
今年、ダラへ行きサイカーに乗りましたがぼったくられませんでした。寄付のところもいきませんでした。全員がぼったくりではなく、一部の悪質業者が目立つのではないでしょうか?せっかくヤンゴンへ行ったらダラは行くべきですね。川ひとつでこんなに生活が違うんだとびっくりします。まあ近い将来、韓国企業が橋を作るみたいなので街の風景は変わっちゃうでしょうね。
いよいよ韓国の対外経済協力基金(EDCF)がミャンマー政府と合意した「韓国ミャンマー友好橋」 (ダラ大橋)の工事が開始されたましたね。
以下のニュースが発表されました。
ミャンマー最大都市ヤンゴン中心部とヤンゴン川西岸のダラ郡区を結ぶ「ダラ大橋」の建設で来月、ヤンゴン側の工事が始まる見通しだ。ダラ郡区側は6月に着工している。電子メディアのイラワジが26日伝えた。
ヤンゴン管区のピョー・ミン・テイン首相は24日、「建設資材は既に到着している。ヤンゴン側では進入路の工事から始める」と話した。
ダラ大橋の全長は6,144フィート(約1,870メートル)、4車線の鋼鉄製つり橋で、幅4メートルの歩道を備える。ヤンゴン中心部ランマドー郡区のポンジー(Phone Gyi)通りと、ダラ郡区のボーミンヤウン(Bo Min Yaung)通りを結ぶ。完成は2022年初めの見込み。
交通渋滞の回避のため、ポンジー通りを走る公共バスシステム「ヤンゴン・バス・サービス(YBS)」は8月1日から21年10月まで、迂回(うかい)ルートの走行を義務づけられる。一般車両は通行できるという。
ダラ大橋の総工費は約1億6,800万米ドル(約182億円)。韓国の対外経済協力基金(EDCF)が提供する1億3,783万米ドルの借款(金利は年0.01%、償還期間は40年)を利用する。
ミャンマー政府は、同橋りょう建設にかかる土地収用の補償として、地元住民に計36億4,000万チャット(約2億6,200万円)を支払った。