私の飛行機に乗れなかった体験談(10回以上)

私の飛行機に乗れなかった体験談|鹿児島

私が鹿児島に出張に行った時の事だ。往復のチケットを購入していたので帰りのチケットは準備OKでした。数日間、鹿児島で仕事をして、夜は美味しいグルメを堪能して楽しい時間を過ごした。そして帰る日の天気が悪化しているニュースをネットで見ていた。その日は台風が近づいており、当然ながら鹿児島市内も大雨が降っており風も強い。これ、本当に飛行機は飛ぶのか?と心配しながら、帰る日の朝から私の乗る空港会社のサイトや公式Twitterをチェックしていた。私の乗る飛行機は、確か16時発だったと思う。私の乗る飛行機の便名が2時間遅れると公式Twitterで発表された。という事は16時が18時に変更されたという事で、国内線なので18時の1時間前、つまり17時に空港に行けば間に合うと思って予定を組んだ。

鹿児島市内から鹿児島空港まで約1時間かけてバスで移動。余裕を持って16時30分頃に鹿児島空港に到着。電光掲示板で確認すると私の乗る飛行機は18時と表示されている。チケットを交換しようと思ってカウンターに行くが、私の乗る空港会社のカウンターは開いていない。あと30分あるから開いていないのかな?と思い、その辺をうろうろ。17時になってもカウンターは開かない。飛行機が飛ぶまで1時間前。なぜだ?あせった。開いている違う空港会社の人にチケットを見せて私の乗る飛行機のカウンターは開かないのか?と聞いてみたが「分からない」。。。17時10分。いろんな飛行機会社の人に聞いても「分からない」。。。そりゃ、よその会社の事は分からないのであろう。17時30分。あと30分で飛行機は飛ぶ。あせった。あせった。スマホで検索して飛行機会社のカスタマーサービスに電話してみた。自動音声が流れてボタンを押して押して。イライラ!時間がない!飛行機が飛んじゃう!数分後にやっとつながった。電話に出た女性に事情を話すと「出発時間の1時間前までにチェックインしてください。」との事。「1時間前までに飛行場に来てるけれど、カウンターが開いてないのだよ!」と反論すると「その便の出発時間は16時なので、15時までにチェックインしてください。」との事。ガーン!飛行機が遅れようが正規の出発時刻の1時間前までにチェックインしなければならなかったのだ。目の前に飛行機があるのに乗れない。。。諦めてバスに乗って鹿児島市内に戻り、またホテルを予約して次の日の同じ飛行機も予約した。片道チケット代とホテル代も無駄になった。

教訓
天候悪化で飛行機が遅れても正規の出発時刻の1時間前(国際便は2時間前)までにチェックインしなければならない。

私の飛行機に乗れなかった体験談|上海

私は仕事で毎月、上海まで行っていた時期が2年間ほどありました。毎月行くので空港内も飛行機に乗るのも慣れたものでした。上海の浦東空港内もどこに何があるかほとんど把握しているくらい熟知していました。そんなある時、上海の会社の多数の社長連中に接待を受ける機会があり、飲めや食えやの大宴会になり朝までどんちゃん騒ぎ。キレイなオネーチャンのいる店を何件もハシゴして盛り上げていただき大満足でした。ですが、その朝に帰国なのです。帰りの便は朝の9時発の飛行機でした。朝方4時頃まで騒いでいたので、そのままタクシーで社長さん達が空港まで一緒に見送っていただき、何度もお礼を言って大きく手を降ってチェックインしました。荷物を預けて無事に飛行機に乗る出発ロビーに到着。

出発ゲートの出発カウンターの一番近くの席に座りました。窓からは日本行きの私の乗る飛行機が見えています。「コレに乗って帰るのだな」と一安心。実は昨夜は一睡もしていません。飛行機の中で爆睡しようと思っていました。が、椅子に座って一瞬、瞬きをしたら周りの人が全員消えていて、窓の外を見ると私の乗るはずの飛行機も無いのです。そう。瞬きをしたと思ったら寝てしまっていたのです。日本なら「○○便ご搭乗の○○搭乗時間が・・・」と、アナウンスしたり、看板を持って探し回ってくれたりしますが、当時の上海ではそんなものはありません。勝手に飛んで行ってしまいます。目が覚めた瞬間に事態が把握出来ませんでした。チケットを握りしめたまま呆然としました。どうしよう。。。目の前の出発カウンターにいる女性の空港職員に慌ててチケットを見せて「飛行機はどこ行った?」と言いましたが「飛んで行った。」で、終わり。「ど、ど、どうするの? ど、ど、どうしたらよいの?」と、女性の空港職員にに詰め寄ると「OK!」と言って、私について来なさいと手招きをするのでついて行きました。細い従業員用の通路を延々と進み、最後にドアを開けた所で「ここでOK!」みたいな事を言ってドアを締められました。え?え?ここはどこ?よく見ると外です。そう。空港の外に放り出されたのです。え~!どうしよう。社長さん達に連絡して迎えに来てもらう?それとも一人でもう少し上海観光でもしに市内に戻る?次の便で日本に帰る?とりあえずこのチケットはもう使えないし、キャンセル料も出ないだろうし。結局、次の便を探してチケットカウンターで購入して夕方の便で帰国しました。日本、上海の往復が3万数千円のチケットで行ったのに、帰りの便は8万数千円のチケットを購入して帰国しました。預けた荷物は日本の空港で説明して無事受け取る事が出来ました。

教訓
飛行機の席に座るまで寝てはいけない。

私の飛行機に乗れなかった体験談|ミャンマー国内線

私がミャンマーで仕事をしていた時の話しである。軍事政権が終わった直後のミャンマーは考えられないほど何もかもがいい加減な文化であった。時間は守らない。嘘は平気でつく。仕事に来ない。信じられない事がいっぱいの国でした。私はそんな事にいちいち最初は腹立っていましたが、慣れると逆に面白がっていました。そんなある日ヤンゴンから地方に行く時の話しである。ミャンマーの地方に行くにはバスか電車か飛行機しかない。バスと電車は驚くほど時間が掛かる。今は道路状況も良くなって早く行ける所もあるが、当時は飛行機で1時間の所もバスだと40時間とか掛かるのが普通だった。当然ながら日本人の私は飛行機に乗る。ミャンマー国内線です。これが当時は非常にいい加減なのであった。ヤンゴンの国内線専用の飛行場も掘っ立て小屋のような建物(現在は上等な建物に建て替え済み)で、汚くて臭い。

まず、ミャンマーの地方に行く便は月水金など週に3便しか無いという状況でした。チケットが取れなかったり、乗り過ごすと来週まで待たなくてはいけないという便数。しかも飛行機のチケットの価格はミャンマー人価格と外国人価格に分かれており、ミャンマー人が5,000円だとすると日本人は12,000円など外国人の方が高い。それはしょうがないとして、私は朝の6時の便で地方に行くチケットを購入し、朝の5時前に空港に到着した。が、5時になっても、5時半になってもゲートに入場出来ない。空港職員に聞くと「まだ飛ばない。遅れている。」とのこと。6時になっても7時になっても同じ回答。空港のラウンジ(ほぼ屋台)でコーヒーを飲んだり、お菓子を食べたり。。。もうお昼になっている。何度、空港職員に聞いても「まだ飛ばない。遅れている。」と言われる。イライラすること「夕方に飛ぶ」との事。それから時間が過ぎて17時。飛行機が飛びそうな雰囲気は無い。本当に今日、飛行機は飛ぶのであろうか?空港職員に聞いても「まだ飛ばない。遅れている。」と言われる。待つこと20時頃に「24時頃に飛ぶ」という情報が空港職員から入ってきた。おいおい!朝の5時から待っているんだぞ!そうか、ここはミャンマー。我慢、我慢。夜中の24時になりました。空港職員は「今日は飛ばない」ちゃんちゃん。どうも客が集まらないと飛ばないようだ。赤字では飛ばないのか?職員に怒ってもしょうがない。
 
次の日の朝からチケットを購入したショップに行ってキャンセルになったので、チケット代は返してもらえると思ったら甘かった。話し続ける事2時間くらい掛かってキャンセル料が戻ってきた。そして次の便を購入。次の便は来週の便だった。本当に飛ぶのか不安だが空港に行くまで飛ぶか遅れるか飛ばないか分からない。とりあえず朝の5時にヤンゴンの国内線専用の空港に行った。すると「もう飛んで行った。」と言われた。えっ?えっ?えっ?朝6時出発の便でしょ!今はまだ朝の5時ですよ!でも空港職員は「もう飛んで行った。」と言う。え~~~!たぶん予想では偉い人が「今すぐ出発しろ!」とか言ったのでしょう。定刻よりも1時間以上前に飛ぶなんて聞いた事がありません。有りえない事です。ちゃんちゃん。
 
その後、何度か地方には無事に行けたのですが、まぁ時間通り飛ぶ方が少ない感じでした。そして、ある時は無事に飛行機に乗れて飛んだのですが、ミャンマーの国内線は席がフリーなのです。バスのように好きな所に座っても良いのです。私は前の方の席に座りましたが、途中でトイレに行きたくなってトイレに行くために立ち上がり後ろを振り向いた瞬間に他の人が先にトイレに入るのが見えました。そこで前にもトイレは無いかなと思って、一番前のドアを開けました。そこで目にしたものは操縦士。。。ガチャとドアを開けた音に反応して振り向くパイロットの人と目が合いました。「ト、ト、ト、トイレ。。。NO~」と言ってドアを締めました。なんとセキュリティの無い飛行機だ。完全無防備。ハイジャックし放題だろう。いい加減の国、ミャンマーならではの珍事件でした。
 
ある時は、(日本でロヒンギャ問題がニュースになる前の話し)ロヒンギャ問題になっている方面の飛行機に乗った時の話しである。ヤンゴンからミャンマー国内線に乗るまでは問題なくスムーズに搭乗。そして地方の空港に付くと警察がいっぱいいる。メチャメチャ沢山の警察官、軍隊がいる。何事だと思って聞いてみるとロヒンギャの人が警察のバスに火を付けて焼き払い、多数の警察官が亡くなったという事件が起きた直後に空港に到着してしまった。内戦のせいで空港から出られないらしい。空港からは出られないらしい。空港で数時間待機してトンボ返りだ。えぇ~。。。内戦は収まっているとのことで、次の週に再度その飛行機に乗る事が出来ました。しかし、その街は焼け野原。街全体が何も無くなっていました。(と言っても村みたいな小さな街ですが)どうやら、ロヒンギャの女の子にミャンマー人がイタズラか暴行をして怒ったロヒンギャ人が警察のバスを焼き払い、それに怒ったミャンマー人がロヒンギャ人をボコボコにし、仕返しに街を焼き払ったという事らしい。むちゃくちゃだ。

教訓
ミャンマー国内線は心に余裕を持って乗ろう。

私の飛行機に乗れなかった体験談|ミャンマー国際線


ミャンマーから日本へ帰国する時の話しである。ミャンマーの地方都市からヤンゴンに飛行機で行き、ヤンゴンからベトナム経由で日本に帰るという段取りでした。まず、ミャンマーの地方都市の国内線の飛行機が遅れた。しかも3時間ほど遅れた。これじゃヤンゴンからベトナム行きの便に間に合うか微妙だ。定刻で飛んでいれば余裕を持って乗り換えが出来るはずだが3時間遅れでは乗り換えに1時間しか無い。ヤンゴンの国内線に到着すると走って国際線ターミナルまで行き、チケットカウンターまで行くと閉まっている。時計を見ると出発の40分前だ。開けてもらおうと周りの空港職員に騒ぐが、さすがにチケットカウンターは開かない。でも諦められない。しょうがない。チケット無しで帰るか。そう思うとイミグレーションまで一直線に走り、イミグレーションの人に賄賂のお金を渡す。(当時、ミャンマーではコレが通じた)すると「どうぞ」と通してくれたので出発ロビーまで一直線にまた走る。出発カウンターでチケットをもぎっているキャビンアテンダントのお姉さんにも賄賂を渡して乗せてもらおうした所で我に返った。パスポートにハンコを押してもらってない。。。ダメだ。密出国だ。ベトナム、日本でパスポートをチェックされたらミャンマーを出国してない事になる。キャビンアテンダントのお姉さんの前でUターンして戻り、イミグレーションもまた賄賂を渡して出て、空港を出た。ヤンゴンの街に戻って新たな日本行きのチケットを購入して次の日に正規の方法で日本に帰国した。

教訓
賄賂を使う方法はダメです。

私の飛行機に乗れなかった体験談|台湾

私が台湾に行った時の話しである。私は突然、旅行に行きたくなる時がある。その日も「今週は暇だなぁ。。。何しよう。。。」「そうだ!台湾に行こう!」台湾で美味しいものを食べるぞ!と意気込んで、昼過ぎにチケットをネットで購入して夕方には空港に到着していました。確か3泊4日程度の美味しいものを食べる為だけの台湾の高雄までの旅行でした。高雄は何十回も行っているので慣れたものです。チェックインして空港の免税店をフラフラしていると1人の若い男性に中国語で話しかけてられました。どうやらタバコを買うのに何か聞いているようですが、中国語が分からないので「私は日本人です。中国語は分かりません」と言うと「ソーリーソーリー」と言うと、カタコトの日本語で「台湾に行きますか?」と聞いてこられたので「イエス!イエス!」と答えると「台湾はタイフーン!タイフーン!」と言われるのです。あっ!天気予報を見てなかった!もう遅い。台風が来るなら行かなかったけれど、空港にチェックインしてしまっている。しょうがない。行くしかない。
台湾の高雄に到着した日は、まだ大丈夫でした。行きつけの目当ての美味しいものを食べまくり、安ホテルに宿泊。次の日は大雨でどこにも出かけられません。その次の日は大嵐。台風は台東の辺にいます。その次の日は帰国日ですが台風は直撃です。外出する事も出来ずにホテルで台湾のテレビニュースばかり見ていました。首まで水に浸かった人の映像や、バイクが流れている映像やコンビニが流されている衝撃的な映像で台風の強烈さを実感していました。

帰国日ですが台風は直撃ですので、当然ながら飛行機は飛ばないでしょう。ですが、帰国用のチケットを購入しているのでキャンセル、又は変更してもらわなくてはいけません。ネットで変更手続きをしようと思いますが、どうも上手くいきません。電話でしようと思いますが国際電話は高そうなので空港まで行く事にしました。ま、台風の状況確認も兼ねて、暇なので空港に行く事にしたのです。幸い地下鉄(MRT)は動いています。空港まで一直線。電車の中はガラガラ。ほとんど人はいません。空港に到着すると沢山の人がキャンセルや変更をしに来ています。結局、次に空いている便に無料で変更してもらえたのですが、それが1週間後。まぁ、諦めるしかないですね。諦めて楽しむしかなかったです。ゆっくり台湾の高雄を堪能して美味しいものを食べまくりました。

教訓
急に海外に行くのはダメです。
急に海外に行く場合は天気予報もチェックしよう。

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